暑い日が続き、熱中症に注意が必要な季節になりました。熱中症は適切な対策をすることで防ぐことが可能です。家族、近隣の農業者と声を掛け合い、熱中症対策を行いましょう。
過去10年間の農作業中の熱中症による死亡事故を見ると、その8割以上が7~8月に集中しており、今後はさらに農作業中の熱中症に注意が必要です。
また、今年の夏も新型コロナウイルス感染症対策が続きますので、屋外やハウスで人と十分な距離が確保できる場合においては、マスクを外して作業するなど、適切な対応が必要です。
農作業中の熱中症対策について
〇高温時の作業は避けましょう
特に70歳以上の方は、のどの渇きや気温の上昇を感じづらくなります。
日中の気温の高い時間帯は外して作業しましょう。
〇単独作業は避けましょう
なるべく2人以上で作業し、時間を決めて声を掛け合ったり、異常がないか確認し合うようにしましょう。
〇20分おきに休憩、水分補給をしましょう
涼しい日陰などで作業服を脱ぎ、体温を下げましょう。
のどが渇いていなくても、20分おきに毎回コップ1~2杯以上を目安に水分補給しましょう。
〇適宜マスクを外しましょう
屋外やハウスで、人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクを外すようにしましょう。
MAFFアプリについて
地域内の暑さ指数が最高で33以上となると予想された場合に、環境省熱中症予防サイト等で当該情報を提供する「熱中症警戒アラート」の運用が開始されています。
農作業中の熱中症予防対策のため、MAFFアプリをご活用ください
MAFFアプリについてはこちらから(新しいウインドウで開きます)。