真言宗の教えでは大日如来は仏の最高位にあり、形から「理」の世界を象徴するのが胎蔵界仏、「智」の世界を象徴するのが金剛仏で、あわせて両部大日如来とよんでいる。千手観音はあらゆる「手」を使いあらゆる困難から救ってくれる観音中の観音である。
高騎山勝福寺は真言宗智山派の寺で、江戸初期寛文年間(1661〜72)祐圓の開山(寺の創始者)。山門は明暦2年(1656)の建立という。境内のヒバは祐圓お手植えと伝えられ町内第一の巨木である。本堂の千手観音は常に扉を閉ざした厨子に安置され秘仏とされお姿を拝することができなかったことや、以前参道が松並木で昼でも暗かったことから「まっくら観音」として親しまれ、安産・子育てにご利益があるとされ、8月9日の縁日は多くの人で賑わっている。
場所 | 河内町羽子騎9番地 高騎山勝福寺 |
---|
みずほ分庁舎(旧みずほ小学校) 〒300-1324 茨城県稲敷郡河内町源清田1942
電話番号:84-3322 ファクス番号:84-4730
メールでのお問い合わせはこちら