中規模の一間社流造、身舎は円柱に木鼻付頭貫を通し、組物は出組(支輪あり)を詰組としており、側面にはさらに板蟇股を入れている。妻は虹梁大瓶束で、軒は二軒繁垂木である。笈形や妻中備の組物の絵様実肘木など細部に見るべきものがある。制作年代は18世紀中頃、境内神社として皇大神宮と稲荷神社がある。
祭神は天津彦炎出見命。高城家に伝わる「神社明細書」に、永徳年中(1381〜83)より大倉(佐原市)の側高神社の御分霊を迎え、大嶋川岸に鎮座、寛永年中(1624〜43)砂場に遷座とある。本殿建立について正徳4年(1714)との記録がある。
場所 | 河内町金江津4272 |
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